レーザー治療の内容

下甲介レーザー照射といい、下甲介という鼻内のひだにレーザーを照射して粘膜を焼き縮める治療です。治療により、鼻内の空間が広くなり、鼻閉が楽になります。 また、レーザーで焼いた粘膜は火傷のあとのように粘膜の状態が変化し、アレルギー反応を起こしにくくなるので、鼻汁やくしゃみも減ります。

レーザー治療の注意点

  • ある程度、内服薬と点鼻薬で症状を抑えておかないと、くしゃみと鼻汁がでてレーザー照射ができません。お薬を飲みたくない方でも、術前1〜2週間は飲んで頂きます。
  • 術後、粘膜は刺激されて、3〜4日は一時的に鼻閉がひどくなります。術後1〜2週間は、内服薬と点鼻薬が必要になります。
  • 鼻内全体を照射するには、2〜3回にわけて照射したほうが、奥の方やひだの内側まで照射できますし術後の鼻閉も軽いです。統計的には、4回位が一番効果的です。1回だけの照射ですと、ひだが腫れていると奥の方まで器具が入りません。2〜3回にわけて照射すると、始めにレーザー照射した部分の腫れがひくので、奥の方まで器具を入れてレーザー照射できます。
  • レーザー照射は続けてする必要はありません。1ヶ月に1回位のペースでかまいませんし、もっと間があいてもかまいません。
  • 鼻汁やくしゃみがひどい時には、十分にレーザー治療ができません。花粉症の方は、特に花粉症シーズン前に1回はレーザー治療を受けておいて下さい。残りの3回は花粉症シーズン後でかまいません。
  • 術後、何年かたつと効果が落ちてくることがあります。個人差で10年で症状がでる人もあれば、2〜3年で効果が落ちてくる人もあります。そういう時は、1回照射すれば大丈夫な方が多いです。
  • アレルギーの症状が完全になくなるわけではありません。個人差で、ほとんど症状がでなくなる方もあれば、時々薬を飲めばすむ程度に良くなる方もありますが、大体の方がレーザー治療する前よりは症状が軽くなります。

レーザー治療の対象となる方

  • 内服薬や点鼻薬で治療しても症状がおさまらない方。
  • 一年中、薬を飲んでいないと症状がおさまらない方。内服薬や点鼻薬を使うと症状がおさまるが、やめるとすぐ症状がでるため、一年中薬を使っている方。
  • 薬を飲んだり通院することが困難な方。薬を飲むと眠くなる方とか、妊娠希望で薬を飲みたくない方とか、忙しくてなかなか通院できない方。

レーザー治療にむかない方

  • 小さな子供さん レーザー照射する間じっとしていられない方。個人差はありますが、小学生5年生以上は可能な方が多いようです。
  • 心臓病、重度の喘息など重篤な持病のある方は、程度によりますのでご相談下さい。